バラナシからデリーへ

午前5時。
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東京のJALに国際電話。20分ほど話をする。
キャンセルした場合の流れや、キャンセルしたマイルで再度特典航空券を取り直した場合の日程などについて詳しく教えてもらった。

5時半、妻とライン。
ここは初めてネットが普通に使える土地だ。上りはとても遅いんだけど・・

IMG_2712_6時から7時までは散歩。

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バラナシの夜明け、そして人々の沐浴を見て、やっと旅を止めない決心がついた。
よし、いくぜフィンランド、そしてヨーロッパ、ちょっと怖いけどエルサルバドルも!

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7時ごはん。部屋にパンに卵をつけて焼いた簡単朝ごはんが運ばれてくる。
暖かいチャイ、インドの名物だけど初めて飲んだ。

とても甘くておいしくてちょっと泣けてくる味わい。

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7時半。おじさんが荷物を運んで出発。
バラナシの道は狭くて入り組んでいて、わけがわからない。

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牛もいる、子供もいる、うんこも落ちている。
いったいこの町はどうやって形成されたのだろうか。

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歩くこと15分ほどで自動車の走れる道路にでる。
車はエアコンなしでオーダーしたのでもちろんエアコンなしのぼろ車。
バラナシ短い滞在だったけど、意外と楽しめたし、たしかにココロを揺さぶられることにはなったなー。

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相変わらず運転は激しくて、ぶつかりそうになることが何度も。
相手が自転車とかならいいけどバスは勘弁してちょーだい!

 

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バラナシ空港までは1時間ほどかかって到着。チップ100ルピー。

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アジア人なんて影も形もないので、荷物あずけ・チェックインなどちょっとドキドキしたけれど、特に難しいことを聞かれることもなく無事に待合室に入れた。

ノートパソコンを広げて書き物をしていると、となりのおじさんが露骨にのぞき込んできて、日本語変換の様子をむふむふと見ている。これもまたインドらしい。

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みんなが列を作るので並んだら別の飛行機だったらしく、あなたのはここじゃないよ、と言われる。

案内用の画面をはじめとして日本はすごく親切で間違えないようになっているけれど、ここはインドは不親切すぎ・・まあそれもインドか。

まあきっと案内をヒンディー語と英語で言っているんだろうから聞き取れないほうが悪いと思うけど。

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初めて乗るインドのLCCである、IndiGo。
なんてことなくデリーに到着。

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メトロの乗り場がなくてしばらく歩いたものの、これはおかしい、ということで道端の人に聞いてみることに。
エクスキューズミー!
そしたらバスなんだって。30ルピー。

小さなバスに乗り込む。
やっぱり旅はときどき思っていたことと違うことがおこるよなー。
最終的にトラブルにならなければそれもまたよし。

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バスはゆっくりと走り出し15分くらいで到着。
エアロシティという名前だけど実際にはなんにもない、ただの地下鉄駅。
次なる難関は切符の購入。

相手はなにをいっているのかぜんぜんわからず、たぶんヒンディだと思うんだけど・・。
乗り継ぎをどうするのかよくわからないまま、2枚のきっぷ(トークン)を渡される。
地下鉄を乗るにもセキュリティゲート。ずいぶん厳重だけど乞食とかが来ないようにする意味もあるんだろうか。

どっちが最初かよくわからずブーとなったりしつつ、なんとか乗り込む。
しかし乗っている方向があっているか全然わからず・・とりあえずデリー駅に行くみたいだけど・・。

デリー到着、うーむやっぱりここで出てみようか。
歩けない距離でもないんだし・・

迷いながら地上にでてみると、やはり駅の反対側でホテルなどがあるエリアからは相当遠い。

よし、ってことでこんどはオートリクシャーに乗ってみることに。
ちょうど目の前で声を掛けてきたオヤジに聞いてみたら、まあ乗れ、と。

ちょっとまって、ハウマッチ、と聞いたらツーハンドレット。
ツーハンドレット!?
あほか・・って思わず日本語がでてしまった。

トゥエクスペンシブ!!乗りませーん!!
なんてやりとりをしていたら別のおじさんが登場して、コイツはクレージーだ、たしかに駅の向こうでアップダウンがあるけど・・

いいからこっちこい、とそのオートリクシャからは離れされられた、、いったいどうしたらいいのさ?ってジャスチャーで聞いてみたら、歩いていけばいいんだよ、ということらしい。

ウォーキング?と聞いたら、そう、そのとおりだ、と。
おおっありがとう、親切なおじさん!

というわけで悪名高きデリー駅の鉄橋を超えることに。
ここは詐欺師が大勢いて、チームでだましにかかってくる場所。

とはいえ今日は鉄道に乗るわけではないし、相手の手口はわかっているのだから・・ということでエイッと行ってみる。

するとやはり、詐欺師がエキスキューズミーと話しかけてくる。
完全無視をしていると、ここはデンジャラスなんだ、知っているか?みたいなことを言ってくる。
っておまえが一番デンジャラスだっちゅーの。

とはいえ結構びびりしつつ橋を通過。
人も多いし、なにしろ距離があるし、暑いし・・緊張感もあって鉄橋を歩くだけでちょっと疲れたぜ・・

ほんとこのバックパックは「カモ目印」みたいで良くないよなあ。

橋を渡り、セキュリティゲートつきのエスカレーターを降りると、やっと見慣れたデリー駅前。サイクルリキシャーマンが声を掛けてくる。
このイエスプリーズに行きたいんだけど、ハウハッチ?50!
それは高い30にしてよ、いやいや40、なんてやりとり。
結局は30にしてくれたようなので乗り込む。

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サイクルリキシャーは静かだしとても楽しい・・ただ自転車は本当に重そうでたいへんそう。これで30ルピー60円は悪いな・・

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だいたい800mくらいの道のり、結局40ルピー渡してバイバイ。最初の日に来たホテルに到着だ。

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さあ元気にチェックイン!!
と思ったら、え?ユーハブリザベーション??みたいなことを言われる。

シゲタトラベルの窓口氏に聞いたら「はて?」みたいなことを言われてしまった・・なんだよー。

紙を捨ててしまっていたら困ったことになるところだったけど、あったので見せて解決・・と思ったら、いやホテルはここじゃないんだ・・と別のところに案内される。

向かった先は100mくらい先のホテル、なんとなくフロントはインチキくさいんだけど、でもホテル自体はしっかりしている・・というよりとてもきれいで高級感のあるホテルでびっくり。

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ポーター氏に10ルピー。ビール買うけどどうする?と聞かれて値段を聞くと2本で300ルピーくらいととてもとても高い。うーむー、、と迷いつつ結局2本購入。

ずいぶん経ってから持ってきてくれたけど、一緒に買った半分凍っている水がとてもうまい!!
デリーでは水はまさに生命線だよなー。

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荷物を整理したり、身支度をしたりして、これからどうするか考える。
とりあえず散歩だな、ということで町をぶらぶら。