フィンランドのこと

昨夕到着してちょっと散歩しただけだけど、フィンランドで気づいたこと…

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・物価はやはり高い!

コーラ500mlが2ユーロ約300円、ファーストフード系でも最低1000円はする感じ。今回の旅は(も)ビンボー旅行なのでレストランに入ってごはんなんか食べられなそう。
特に今回はインドのあとなので感覚的には物価10倍に感じるなー。

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・人々がやさしい

たとえば「おまえの英語なに言ってんだかわかんねーよ」的扱いをされず、人々はとてもやさしい。誰もが物腰が上品で、とってもいい感じ。

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・とにかくキレイ

街並みも建物も、鉄道も、家々も、スーパーの陳列ですら高い美意識を感じる。
でもいちばん感じるのは、人々のキレイさ。
もともと白人は背が高くてかっこいいうえに、みんなこぎれいでオシャレをしている。髭もそってないちょっと小汚い自分の姿が気になるよ(笑)

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・なんか人々が幸せそう

町を歩くカップル、犬の散歩、子ども、自転車を乗りこなす人、、
なんだかみんな幸せそうに見える。いちゃいちゃしているカップルもいっぱいいるけど、幸せそうだし、それすら美しいので許す(笑)

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・インターネットが使いやすい

空港についた瞬間にwifiが使える。
そしてキオスクのおねーさんにDo you have sim card?とか聞いたら、安くて速い現地simが簡単に手に入った。
バスに乗ればバスもwifiが使え、駅もwifiが使え、なんと鉄道車内にまで!鉄道には電源コンセントまである~
なんでも国民全員に安くて速いインターネット接続を提供する義務があると国が考えているから、らしい。素晴らしい♪

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・・そんなことを思いながら、窓の外に広がる北国の森を見ながら鉄道に揺られています。

豪華シャワーつき個室寝台がある列車だけど、もちろん僕はいちばん下の寝れない2等座席(笑)

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宿を予約していくか、行かないか

3週間の世界一周旅行を予定するのにあたり、迷ったこと。
それは、宿を予約していくか、行かないか。

インターネット時代になって、いわゆる「旅」の難易度は劇的に下がった気がする。

世界中のあらゆる場所の宿はネット経由で予約することが可能になった。
もちろんネットから予約できない宿も多いけれど、でも多くの宿はhotels.comなどの大手予約サイトで予約でき、しかも予約画面では日本語が使えたりする。

日本円でカードで払っておくことだってできちゃうし、現地価格より安いことも多い。
しかもすでに泊まった方のレビューまで読めたりもする。

予約していくメリットはとても多くて、現地で重い荷物を抱えて知らない土地を歩き回る必要性がなくなるし、交渉の面倒くささもないし、そしてなによりも安心だ。

 

ところが一方で予約をしていくと、旅の醍醐味は大きく下がる。

やっとたどり着いた安宿街を歩き、単語を並べて部屋を見せてもらう。
まあこんなもんか、、と妥協して、宿代の交渉をする。

たいして通じない英語で右往左往したり、入り口の「空室無し」の張り紙を見てがっかりしたり・・

・・そういう面倒くささこそが旅の醍醐味のような気すらする。

そしてなによりも、予約をするには基本的に旅程を決めておく必要があり、どの飛行機に乗って、どの列車に乗って・・とだいたい決めておかければならない。

あっこの街いいな、と滞在を延ばすこともしにくいし、天気や旅の出会いなど、よくも悪くもなにか出来事があったときの自由度は劇的に下がってしまう・・。

旅は「自由」。
なのに予約があると、その自由度が下がってしまう。

 
宿を予約していくか、行かないか。

もちろん正解なんてない。

 

僕の今回の旅、結局はほぼ全体的として予約はしていくことにした。

理由は簡単で、わずか21日間で世界10カ所以上の場所を泊まり歩く、という強行スケジュールだから。

そもそも気に入った都市があるから滞在を延ばすことなんて原則的にはできないし、多少のなにかがあったとしても予定通り旅を続けるしかない。

自分で作った旅程表を見ていたら、なんだかちょっと「こんなの旅じゃない」感があって、ちょっと残念な気持ちにもなるけれど、でもそのぶんは別のところで楽しみを見つけることにしよう。

いつか本当の旅をしてみたいなあ・・