マドリードからとても離れた、スペイン北部サンセバスチャンにどうして来たかというとairbnbという一般の方の家に宿泊できるサービスでキョウコさんという方を見つけてしまったから。
現地の方と結婚して暮らしている日本人、どうやら子どもを育てているみたい…ということでとても興味がわいてしまい、この人と話をしてみたい!!
旅の醍醐味はなんといっても人との出会いだと僕は思うのです。
その土地に住む人が、どんな思いを持ってそこに暮らしているのか。
なにを食べて、どんな暮らしをして、日々どう過ごしているのか・・
僕はそれが知りたい。
キョウコさんは、マグロ遠洋漁船に乗っている旦那さん、あゆむと同じ月生まれの四歳の長男くんとの三人家族。
ここはバスク地方という地域で、バスク語も公用語、スペインから独立したいという気持ちが大きく、学校や幼稚園の編成などにも影響を与えていること。
もちろん旦那さんとの出会いの話やここに住むことになった経緯、国籍、パスポートのこと。スペイン語のこと。価値観の違うところ、同じところ。
もちろん観光の仕方、先日のフランス行きやバルの歩き方なんかも丁寧に教えてくれて。
旦那さんとはキョウコさんに通訳してもらって、マグロ話や北海道話、、
マグロは北大西洋が主な漁場なんだけど、そういえば日本でふだん食べるマグロって北大西洋産ってあるよね。
そして子どもの将来のこと。日々の困りごとや子育て話。家の話。airbnbの話。
もちろん旅の話、日本にいる家族のこと・・
日本人の視点から見たスペイン、そして世界のこと。
・・たくさん話をして、本当に楽しかったです。ありがとう!!
最終日には一緒に幼稚園に息子くんを送るのに連れて行ってくれて。
観光もよかったけど、やっぱりキョウコさんファミリーとたくさんおしゃべりできたことがこの場所での一番の思い出になりました。
キョウコさん、心優しい関西出身ならではのとても素敵な女性でした。
本当に来てよかった。
誰かがこんなことを言っていました。
旅は、どこに行ったかよりも、誰と会えたか。
・・今日はこれから首都マドリード。明日はまた大移動、
旅は三分の二くらいが終わり、いよいよ終盤です。