ヘルシンキ到着

ヘルシンキまではうとうとしたり、日記を書いたりして過ごす。ターミネーターの映画も見た。せっかく窓際にしてもらったけれど、あまり見るべき景色はなかった。

IMG_2869_

ヘルシンキまでは7時間と少し。
定刻、、かどうかわからないけど無事に到着。疲れた~
時差のせいだと思うけどちょっとフワフワする。

さっそくユーロに両替..
が、両替店が1件しかない上にレートが異様に悪く3万円両替したのに200ユーロないというひどさ。
でも両替がない以上仕方なく、なるべくカードを使うようにするしかないなー。

IMG_2873

フィンランドは現地simが安いという話だったので、いろいろなところでsimを探すが見つからない。
思い切ってキオスクのおねーさんに聞いてみる。するとちゃんとでてきた。予定していたのと違うけどまあ・・いいか。

当初つながらず焦ったけれど、再起動してつながるようになった。
速度は十分に早くて、安くていいですわー。

IMG_2875_

バスに乗車。インドに比べるとあまりのまちのキレイさに驚く。
なにもかもが整然としているもんなー。

インドは女性が虐げられている印象だったけど、ここはもちろんそんなことはない。
いちゃいちゃしているカップルも多くて、なんだかほほえましいし、社会として健全な感じがする。やっぱりインドは変わった国だよなぁ。

駐車場30ユーロ/dayの看板を見て仰天、一日4500円!しかも安いといいたいらしい雰囲気ですらある。

中央分離帯にはハマナスが植わっていて、白樺の木々や松の仲間たちが植わっていて、北海道の植生にすごくよく似てなんだかほっとする気持ち。

ビルはデザインチックだし、やはり北欧は違う・・。

IMG_2877_

夕暮れ、駅に到着。駅がまたいちいちキレイで目を奪われる。

IMG_2878_

コインロッカーを探して見つけたものの4ユーロという表示をみてひるむ。
少し預けるだけで600円かよ・・

IMG_2881_

ほかにも水は2ユーロ、ハンバーガー類は安いのを選んでも6ユーロくらいだったりと、なんだかんだと高くてびっくり。
根が貧乏性なのでこういうときにきついなー。

IMG_2883

外にでてぶらぶら。黒人とかもいるけれど、そんなに危ない感じはしない。

IMG_2887

公園でひとやすみ。
鳥がなにか食べている。こういう風景すらインドにはなくて、なんだかほっとする。
犬の散歩をしている人。

IMG_2890

IMG_2891_

その後、歩いて大聖堂へ。googleマップはとても便利。
石畳の道。重厚なフェンス。
IMG_2894

IMG_2897

大聖堂の内部は息をのむ美しい空間で、人々がここに集いそして祈りをささげる姿が目に浮かぶようだ。
IMG_2899

IMG_2900

IMG_2901

数百人は収容できるようであろう空間、照明の装飾、パイプオルガン。
人の作ったものにはあまり興味は持てないでいたけれど、ヨーロッパの人達の感覚には恐れ入る。

IMG_2908

外にでて風を浴びながらのんびりとベンチに座る。

IMG_2911

いい空間・・いい時間。

IMG_2913

ところが歩き出すと、今度は自分の身なりの汚さが逆に気になったりもする。
特に上着の汚さはどうだろう。まあ防犯上はいいのかもしれないけど。

日曜ということもあり、多くの店はやってないようだ。お土産やに入るけどピンズはやはり売っていない。

IMG_2917

IMG_2918

 

IMG_2922

港のちょっとした市場をぶらぶら。
酢漬けかオイル漬けのようなものが6ユーロ、もしくは2つで10ユーロくらいで売っている。
夕暮れ時、人々が男女ペアで談笑しあいながら行きかう町・・ヘルシンキはそんな素敵な町だった。

IMG_2925

IMG_2930

IMG_2933_

IMG_2935

IMG_2939_

 

IMG_2941

駅について夜行列車の旅に備えてスーパーへ。ネットがあればスーパーを探すときなんかもホント簡単。

IMG_2944

時間をかけていろいろと見て回る。

IMG_2945

生鮮品や肉類などはいつもと同じ程度の印象。その他は倍くらいのものが多いかな。IMG_2948

ブロッコリー4ユーロ、チーズは2ユーロのものもあるけど30ユーロのものも。
キオスクよりはだいぶ安い水、少しの食料を購入。

デリー一日散歩

 

IMG_2795_

町はとても汚くてごちゃごちゃ・・
いままで見た世界のどの場所よりも混沌していて、
よくわからない揚げ物、小さな屋台のクッキー、インドっぽい洋服、子供のおもちゃ、時計、靴、置物など見て歩くのは本当に楽しい。

IMG_2798

ほんとに10mおきにインド人が「エクスキューズミー」と声をかけてきて、
よくわからない組み立て式の置物を買わないか、と言っている人、孔雀の羽を買わないかと言ってくる子ども、ほんとにいろいろ。

IMG_2800

 

でもみんなそれほどしつこいわけではなく、ノーサンキューといえば引き下がるのでそんなに問題はない。

それよりも荷物の容量が限られていることのほうがずっと問題で、こんなに面白そうなものばかりなのに、基本的にはなにも買えないのが本当にもどかしい。

IMG_2801

洋服を2点ほど購入したりして駅までの往復を歩く。
「チャイニーズ?」「ううん、ジャバニーズだよ」なんて会話もよくしていた気がする。

IMG_2804

 

IMG_2807

IMG_2808_

市場。こういうところが面白い!

IMG_2802

いきなり道路工事していて通行止めになっている・・。

 

IMG_2803

IMG_2809

インドの野菜!?

今日はお昼もちゃんと食べてないし、部屋に戻るとおなかがすいている。

でも今食べるとなー、それにあと1時間半くらいで日が暮れてしまう・・・そうだインターネット接続を試してみよう、と思い立ってさっき聞いておいたwifiのパスワードを入れるとネットが速い!!

IMG_2816

子どもとLINEで話をしたりして過ごす。
とーちゃん、どこにいるの?
無料のテレビ電話はなかなかいいなあ。

IMG_2817

そうだ、ひとつくらいなにか観光しようと思い立って、ネットの口コミで一番だったお寺を見に行くことに。

場所をチェックしてgoogleマップで確認。
ホテル前を通りかかったオートに場所を英語で書いたものを見せるとわからないらしく、フロントにこれなんて書いてあるのか、と聞きに行っていた。
インドでの英語の通用率はそんなに高くない感じがする・・。

到着まで3kmほど。
そういえば価格の交渉をしていなかったので高めの100Rs渡したら喜ばれた。

IMG_2820

お寺は白い大理石でできた立派なもの。
歩いていると英語で話しかけられる。最初は無視していたけれど、なんとなく信用できそうな感じがしたので少し話をしたら、そのままガイドになってしまった。大丈夫かなあ・・。

IMG_2822

とはいえ祈る姿は真剣だし、英語をわかりやすく話してくれるので心配しつつついつい話にのってしまった。
靴の預け方を教えてくれて、頭に巻くものもやってくれて、とても親切。

IMG_2821

人々の祈りをささげる場はとても荘厳で、頭をつけて祈る姿が印象に残った。壇上ではお坊さんがお経をとなえて、布のようなものに祈っている。
本当はもっとゆっくり見かったけど、この自称ガイド氏のせいでゆっくり見られないことだけが残念。
いったいおまえは何者なの、と聞くとカルマのためにやっているという。ホントかなあ・・。

IMG_2823

でも池のほとりをはだしで歩くのはたしかに気持ちいいし、英語とはいえ話し相手がいるというのはなかなか悪くない。

IMG_2829

が、やはりだんだんと観光地とここのお土産の違い、価格の違いの話になり、結局は俺の店に来いという話になった。やっぱりねー。

IMG_2830

とても悪いんだけど行かないよ、という話をすると怒るかと思ったけどそうでもなく必死になぜなんだと食いついてくる。

IMG_2832

結局はまだ歩きたいから、ばーい、と言って走って逃げた。
後ろから追いかけてこないか心配していたけどあきらめたようでなにより。
まったくもー。

IMG_2835

と、そのままノンコートプレイスまですたすたと歩く。
途中、オートに乗らないかと声を掛けてくる人、お土産を売りつける人、物乞い、バザールはこっちだよそっちはオフィスしかないよ、靴磨くから・・などと本当にいろいろ声を掛けられる。
インドはうざいという話をよく聞くけど、ほんとうざい・・。

面白そうな50cm四方しかない屋台とか、面白そうなものがいろいろあるのに立ち止まって写真撮るのもはばかられる雰囲気・・なんだかなあ。

IMG_2838

結局ガシガシと歩き、最終的に駅、そしてホテルまで歩いてしまった。
あーつかれた。
でも夕暮れ時のマーケットは雰囲気があって見て歩くのは最高。

インド、たしかにうざいけど、なんだか忘れられない場所。

IMG_2840

ホテルについていよいよ腹ペコなので、となりのレストランで料理をオーダー。
なんだかまったくわからないので適当に頼んで、部屋に持ってきてもらう。

前回もポーターで世話になったポーター氏が持ってきて、10ルピー渡すと満面の笑みで去っていく。

IMG_2842

料理はペースト状のカレーみたいなもののなかに豆腐のようなものが埋まっている謎の料理。
ナンが添えてあって、チーズがのせてあって焼いてあるんだけど、意外にもおいしい。
140ルピーだったか。

そうだビールがあるんだった。
ということでビール大瓶2本をとっとと開けて飲む
・・量としてはけっこう多めなのですっかり酔っぱらってしまい、今回のインド旅に思いをはせた。

インド、良かった点。
健康に過ごせたこと。タージマハルを見れたこと。
だまされたりの被害にあわなかったこと。
インドは予想以上に混沌としている。

残念な点。
意外と人と交流できなかったこと。
特にバラナシで他の日本人旅行者、特に若い人と話をしてみたかったなー。
事前情報を仕入れすぎていて、なんとなく全体的に既知感があったこと。

シャワーも面倒くさくなり、9時就寝、、と思ったら12時前に目が覚める。
エアコンのききすぎか・・残念。

しばらくネットを見たりしてまた寝るものの、またすぐ起きてしまう。
この「よく寝られない病」は今回の旅行に限らずかなりやっかいな代物。
普通に7時間とか寝られたらいいのに・・・。

結局2時すぎからだらだらと「寝たいのに寝られない」状態が続き、パソコンが起動しなくなったのを解決したり、次のフィンランドでのレンタカーの予約を確認したりして過ごす。

シャワーをあびる・・が水しかでなくて冷たい!
しかもタオルがない・・まあいいけど。

ついでに髭剃りをなくしてしまったようだ。残念。

さあ明日はフィンランドに!