サンタクロースエクスプレス乗車

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ヘルシンキから、ロヴァニエミ駅の夜行列車、通称「サンタクロースエクスプレス」に乗車。
豪華な寝台列車だけど、僕の乗ったのは2等座席。

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車内はとてもすいていたのに、まさかの隣人あり。
こんなにすいているのになぜとなりに・・黒人の若い女性だけど、なんとなく話しかけづらい・・。
ハンバーガーのにおいが充満していて、彼女も気にしているような気がする。

列車内はわりと静かだけど、物音がしないわけでは当然なく、となりの黒人もごそごそしていて気になってなかなか眠れない・・。

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アイマスクして断片的に数時間だけ寝られたかなあ。

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食堂車のほうが居心地がよかった。

窓の外には背の広い森が広がり、北極圏が近いことを感じさせる。
林床はこけ。

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ロヴァニエミには定刻に到着。

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レンタカーを受け取る12時まで時間があるので、駅の近くをプラプラしようと思ったら、思いのほか寒い。
下着に暖かいものを着込んで少しはまともにしようと思ったらトイレが有料でひるみ、がまんして外を歩く。

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眠くてヘロヘロだしあまり遠くに行くのもアレなので、駅前の通りを歩いているとアジア人女性に声を掛けられる。
てっきり日本人かと思ったら中国人らしい。

サンタロース村に行きたくてバスを探しているが知っているか、と言われてヒマだし一緒に探してあげる。
バス停は見つかったが、まだ時間が先みたい…ということで待合室に移動。
地図で見るとサンタロース村までは7kmくらいみたい。
どうせ行ってみようと思っていたので、レンタカー借りているんだけど乗っていく?と誘い、一緒にレンタカーで移動することに。

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時間まちをしながらおしゃべり。
彼女の名はリーさんで、北京近くの村に住む一人っ子。
いまはイギリスに留学に来ていて、いま同じ列車でロヴァニエミに来て、次はヘルシンキに戻って飛行機でノルウェーのオスロに行くそう。

カウチサーフィン知っている?とかいろいろしゃべっているうちにレンタカー屋到着。
借りるのに難儀することが多いので緊張するけど、フィンランド人の二人組の店員はやさしくて無事に余計な保険にも入らず借りることができた。

リーさんと一緒にサンタロース村までドライブ。
マニュアルと言っていたけどセミオートマだったので運転は大丈夫。田舎だしねぇ。
しかし車内にUSB電源がない。

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サンタクロース村はとても商業的になっていて、30ユーロの写真を自然に買う流れになっていてちょっと興ざめ。
リーさんはうれしそうに写真撮られていたが、自分はふらふらして撮らず。
サンタは札幌には仕事で行ったことがあるぜ、羽田から一時間半だよな、みたいなことを言っていて面白い。

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サンタ村も終わったし帰ろうとしたら、リーさんがこのへんに北極圏のラインがあるはずなんだけど、ということで探す。
となりの施設内に無事に発見!ちょうど中国人夫婦が写真を撮っていたので撮ってもらう。

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いままでずっとひとりだったので観光を一緒にできる人がいてなかなか楽しい。

で、このあとどうするの?バスで帰る?それとも町のスーパーに行くから一緒に乗っていく?と聞いて、一緒に町へ。
ロヴァニエミのまちはとても小さくて、芽室よりも小さいくらいだ。

スーパーで3日分の買い物を済ませてリーさんと別れる。
またこんどは北海道でねー。

まっfacebookでやりとりできるからいいよね、と思ったら中国ではfacebookはブロックされていて使えないんだって。
あらまー。